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初めてでも大丈夫!今日から使える Linux (第3部)

システムを活用する


2001年5月25日

インターネットアクセス

今や、コンピュータたるもの、インターネットに接続できなければお話になら ない。とくにLinuxの情報はインターネット上のあちらこちらに散らばっている。Linux用プログラムの多くも、インターネット上から無料で手に入れることができる。Linuxこそインターネットに接続してその面白味が何倍にも膨れ上がるOSなのだ。

と、意気込んでみたが、サーバ構築とかは難しいので、ここでは、Webブラウジングと、電子メールの読み書きという基本中の基本について説明する。これで、Linuxの情報収集&交換に励もうではないか。

●PPPの設定

LinuxをモデムやTA(ターミナルアダプタ)経由でインターネットに接続するには、gnome-pppを使うのが簡単だ。[インターネット]―[PPP dialup utility]を選択する。するとgnome-pppが起動する(画面25)。

画面25 gnome-ppp
画面25 gnome-ppp

まずは、接続情報を設定しよう。プロバイダのアクセスポイントの電話番号や、接続用のユーザー名、パスワード、ネームサーバアドレスなどが必要になるので、手元に用意しておこう。メニューから[Account]―[新規]を選択する。設定ダイアログボックスが表示される。[ダイアル]タブでユーザー名(これは、ユーザー名ではなく、実際にはプロバイダ名でいい)と電話番号を入力する。

モデムのところには、モデムやTAが接続されているポートを指定するのだが、ここでは、内蔵モデムではなく、シリアルポートに接続したモデムやTAを使うので「/dev/ttyS0(COM1)」を選択しておこう(画面26)。

画面26 [ダイアル]タブでの設定
画面26 [ダイアル]タブでの設定

[Authentication]タブで、プロバイダから割り当てられた接続ユーザー名、パスワードを入力する(画面27)。

画面27 [Authentication]タブでの設定
画面27 [Authentication]タブでの設定

[ネームサーバ]タブでは、プロバイダのネームサーバのIPアドレスを入力する(画面28)。

画面28 [ネームサーバ]タブでの設定
画面28 [ネームサーバ]タブでの設定

以上で設定完了だ。[OK]ボタンをクリックしてダイアログボックスを閉じる。

ダイアログボックスを閉じると、[ダイアル]タブで設定したプロバイダ名が表示されているはずだ。では、接続してみよう。接続ボタンをクリックする。接続ボタンの下に現在の状態が表示される。「Dialing」→「Connection established」となれば接続完了である(画面29)。

画面29 インターネットに接続された
画面29 インターネットに接続された

接続を終了するには、[切断]ボタン([接続]ボタンの名称が変わる)をクリックする。

●Webページのブラウズ

WebをブラウズするにはNetscape CommunicatorのNavigatorを使う。まずはプロバイダに接続しておく。パネルに「ネットスケープ・ブラウザ」というアプリケーションランチャがあるのでそれをクリックすれば起動する。ユーザーごとに、初めて起動する時には、使用許諾についての説明や、ディレクトリを作成する旨のメッセージが表示される。[OK]ボタンをクリックしていくと、Navigatorが起動する(画面30)。

画面30 Netscape Navigator
画面30 Netscape Navigator

WindowsでInternet Explorer(IE)を使っていれば、基本的な使い方はわかるのではないだろうか。URLをテキストボックスに指定すれば、そのページが表示される。ただし、IEで「お気に入り」と呼ばれている機能は、Navigatorでは「ブックマーク」と呼ばれていたりして、若干異なる部分もあるので注意。

ブラウザが動くようになったら、パネルから直接URLを指定できるウェブコントロールアプレットを追加してしまうのも便利だ(画面31)。

画面31 ウェブコントロールアプレット
画面31 ウェブコントロールアプレット

ここにURLを入力すると、自動的にNavigatorが起動して、そのページを表示してくれる。

●メールの読み書き

Netscape Communicatorには、Navigator以外にも、Messengerというメールクライアントが装備されている。Navigatorのメニューから[Com municator]―[Messengerメールボックス]を選択すると、Messengerが起動する(画面32)。

画面32 Netscape Messenger
画面32 Netscape Messenger

Messengerでメールを読み書きするには、メールサーバや、メールアドレスなどを設定しなければならない。初めて起動した時には、その設定ダイアログボックス([編集]―[設定]を選択した時と同じもの)が表示される。[カテゴリ]から[個人情報]を選択し、右側に表示される[電子メールアドレス]の欄に自分のメールアドレスを入力する(画面33)。

画面33 カテゴリ[個人情報]の設定
画面33 カテゴリ[個人情報]の設定

そして、[カテゴリ]から[メールサーバー]を選択する。[受信メールサーバー]のリストボックスにある「pop」を選択して[編集]ボタンをクリックする(画面34)。

画面34 カテゴリ[メールサーバー]の[受信メールサーバー]の設定
画面34 カテゴリ[メールサーバー]の[受信メールサーバー]の設定

[全般]タブのサーバ名のところに、プロバイダのPOPサーバの名前を入力する。ユーザー名の欄にPOPサーバに接続するためのユーザー名を入力する。[パスワードを保存する]オプションをチェックしておくと、最初の1回だけしかPOPサーバのパスワードを問い合わせないので、煩わしい思いをしなくて済む。[POP]タブでは、サーバにメッセージを残すかどうかのオプションが選択できる。[確認]ボタンをクリックして、[メールサーバー]のダイアログボックスに戻る。次に[送信メール(SMTP)サーバー]にSMTPサーバ名を、そして[送信メールサーバーのユーザー名]にSMTPサーバに接続するためのユーザー名をそれぞれ入力する(画面35)。

画面35 カテゴリ[メールサーバー]の[送信メールサーバー]の設定
画面35 カテゴリ[メールサーバー]の[送信メールサーバー]の設定

以上の入力が終わったら、[確認]ボタンをクリックして、Messengerに戻ろう。

Messengerの[取り込み]ボタンを押すとPOPサーバからメールを受信する。メールを出したいときは、[新規作成]ボタンをクリックすればいい(画面36)。

画面36 新規メールの作成
画面36 新規メールの作成

(竹内充彦)


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