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覚えておきたい必須コマンド30―その4・コマンドリファレンス

コマンドによっては数多くのオプションを持つ。このリファレンスを参考にしよう。


2001年6月18日

コマンドリファレンスその2

chgrp

目的:ファイルのグループを変更する。
構文:chgrp [オプション] グループ名 ファイル名...
オプション

-f グループを変更できなかったときのエラーを表示しない。
-h シンボリックされているファイルでなく、自身を変更する。
-R ディレクトリを再帰的にたどってアクセス権を変更する。
-v 実行状況を詳細に表示する。

chown

目的:ファイルの所有者を変更する。
構文:chown [オプション] 所有者名 [:グループ名] ファイル名...
オプション

-f 所有者を変更できなかったときのエラーを表示しない。
-h シンボリックされているファイルでなく、自身を変更する。
-R ディレクトリを再帰的にたどってアクセス権を変更する。
-v 実行状況を詳細に表示する。

cat

目的:ファイルの内容を標準出力へ出力する。
構文:cat [オプション][ファイル名...]
オプション

-A -vETと同じ。
-b 空白でない行に番号を付ける。
-e -vEと同じ。
-E 各行の最後に`$'を表示する。
-n すべての行に番号を付ける。
-s 連続した空行を1つの空行にまとめる。
-t -vTと同じ。
-T タブ文字を`^I'と表示する。
-v 改行とタブ文字を除く、非表示文字を`^'表記で表示する。

head

目的:ファイルの先頭の部分を表示する。
構文:head [オプション][ファイル名...]
オプション

-《行数》 先頭から《行数》分を表示する。
-c 《数値》 先頭の《数値》バイト分を表示する。b(512バイト)、k(1Kバイト)、m(1Mバイト)を追加して、単位を変更可能。
-n 《行数》 先頭から《行数》分を表示する。
-q ファイル名を表示しない。
-v ファイル名を表示する。

tail

目的:ファイルの末尾の部分を表示する。
構文:tail [オプション][ファイル名...]
オプション

-《行数》 末尾の《行数》分を表示する。
+《行数》 先頭から《行数》分以降を表示する。
-c 《数値》 末尾の《数値》バイト分を表示する。b(512バイト)、k(1Kバイト)、m(1Mバイト)を追加して、単位を変更可能。
-f ファイルの末尾まで読み込んでも終了しないで読み続ける。
-n 《行数》 末尾から《行数》分を表示する。
-q ファイル名を表示しない。
-v ファイル名を表示する。

tee

目的:標準入力を読み、標準出力とファイルに出力する。
構文:tee [オプション][ファイル名...]
オプション

-a ファイルを上書きせずに、追加する。
-i 割り込みシグナルを無視する。

nkf

目的:漢字コードの変換をする。
構文:nkf [オプション][ファイル名...]
オプション

-e EUCコードを出力する。
-E 入力コードをEUCコードとする。
-j JISコードを出力する。
-J 入力コードをJISコードとする。
-s シフトJISコードを出力する。
-S 入力コードをシフトJISコードとする。

tr

目的:文字を変換、削除する。
構文:tr [-cst] 《文字列1》 《文字列2》
tr -s 《文字列1》
tr -d 《文字列》
オプション

-c 《 文字列1》に指定された文字以外の文字列を置換の対象とする。
-s 複数個の《文字列1》をひとつにまとめる。
-t System V版trのような動作をする。
-s 複数個の《文字列1》をひとつにまとめる。
-d 指定された《文字列》を削除する。

grep/fgrep/egrep

目的:パターンに一致する行を表示する。
構文:grep/fgrep/egrep [オプション][ファイル名...]
オプション

-《行数》 一致した行の前後の《行数》も出力する。
-c 行の内容を表示しないで、一致した行数だけを表示する。
-e《パターン》 《パターン》を指定する。
-f《ファイル名》 パターンを《ファイル名》から読み取る。
-i パターンの英大文字と小文字の区別をしない。
-n 行番号を表示する。
-v パターンに一致しなかった行を対象にする。

diff

目的:2つのテキストファイルの違いを出力する。
構文:diff [オプション] ファイル名1 ファイル名2
オプション

-b 空白文字の違いを無視する。
-B 空行の違いを無視する。
-C 《行数》 一致しない行とともに、前後《行数》分も出力する。
-e edのスクリプト形式で出力する。
-i 英大文字と小文字の違いを無視する。
-P ディレクトリ単位で比較するとき、1番目のディレクトリにないファイルは、空のファイルとして 扱う。
-q 違いの詳細を表示しないで、違っていることだけを報告する。
-r ディレクトリ単位で比較するとき、再帰的に比較をする。
-s 内容が同じことも報告する。
-w 空白を無視して比較をする。

sort

目的:テキストファイルの行をソートする。
構文:sort [オプション][ファイル名...]
オプション

-b 先頭の空白を無視する。
-d 英文字、数字、空白以外の文字を無視する。
-f 英小文字を大文字として扱う。
-n 先頭の文字列を数値として扱う。
-r 比較の結果を逆順にする。
-t 《文字》 フィールドの区切り文字を《文字》にする。
+《位置1》 [-《位置2》] ソートするのに用いるフィールドを指定する。《位置1》から《位置2》の直前までがソートキーになる。《位置2》を省略した場合は行末までがソートキーとなる。
-k 《位置1》[,《位置2》] ソートキーを指定する別の表記。

uniq

目的:ソート済みのファイルから、内容の同じ行を削除する。
構文:uniq [オプション][ファイル名...]
オプション

-u 重複していない行だけを出力する。
-d 重複している行だけを出力する。
-c 出現回数も表示する。

(中野 賢)


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